12月消費者態度指数が4年6カ月ぶり低水準、基調判断据え置き=消費動向調査
[東京 18日 ロイター] 内閣府が発表した12月の消費者態度指数(一般世帯・原数値)は前月比1.8ポイント低下の38.0となり、3カ月連続で低下した。2003年6月の36.9以来、4年6カ月ぶりの低水準となった。構成する4つの意識指標すべてが前月比で悪化し、なかでも「雇用環境」、「暮らし向き」の悪化が目立った。
内閣府は、消費者態度指数からみた消費者マインドの基調判断について、表現を前月の「このところ悪化している」から「悪化している」に修正したが、判断は据え置いた。
季節調整値の消費者態度指数(一般世帯)も9月比で5.0ポイント悪化の38.9となり、4年6カ月ぶりの低水準だった。4四半期連続の悪化で、悪化幅は97年12月の6.1ポイント以来の大きさだった。構成する4つの意識指標すべてが悪化し、「暮らし向き」は82年6月の調査開始以来最低の水準となった。
内閣府では「(これまで)景気が悪い局面でも物価は安定していたため、物価が安定しているということに対する家計の『慣れ』が相当形成されていたが、このところ原料や燃料が上がることで今後1年後の消費者の物価見通しが上昇しているため、懸念が出ている」と説明している。
1年後の物価見通し(一般世帯、原数値)は、「上昇する」との予想が前月比2.0%ポイント上昇の84.2%となり、3カ月連続で過去最高となった。
一方、「変わらない」は前月比2.5%ポイント低下の7.6%となった。「低下する」が前月比横ばいの3.2%、「分からない」が同0.4%ポイント上昇の4.9%だった。
「上昇する」との予想の内訳は「2%以上─5%未満」が39.3%で最も多く、「5%以上」が24.3%、「2%未満」が20.6%だった。
この調査は「暮らし向き」、「収入の増え方」、「雇用環境」、「耐久消費財の買い時判断」の4指標について、「良くなる」から「悪くなる」まで5段階評価で回答を得た結果を指数化している。「物価見通し」については、日ごろ購入するものについて、今後1年間の物価上昇率について聞いている。今回の調査基準日は12月15日。
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