最近の共同声明:世界経済に関する記述
[東京 8日 ロイター] 最近の7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)共同声明での世界経済に関する記述は以下の通り。
<07年10月・ワシントンG7>
「世界の経済成長は、力強い成長が5年目に入っている。最近の金融市場の混乱、原油
価格の高騰、米国の住宅部門の弱さは、成長を減速させるだろうが、我々の経済全体の
ファンダメンタルズは引き続き強力であり、新興市場国も、世界経済の強さに重要な刺
激を与える」
<07年4月:ワシントンG7>
「世界経済は、リスクは残存するが過去30年超で最も力強い持続的拡大を経験し、より均衡のとれたものに。米国経済は内需がより持続可能な成長径路へと緩やかになる一方、引き続き堅調。ユーロ圏経済は健全に上昇。英国は引き続き力強く成長し、カナダの成長は加速している。日本の景気回復は軌道に乗り、継続が見込まれる。我々は、こうした経済動向の意味するところが市場参加者に認識され、リスクの評価に織り込まれることを引き続き確信」
<07年2月:エッセンG7>
「世界経済はより均衡の取れたものとなっている。G7経済は好調を持続。米国経済は堅調であり、より持続可能な成長径路に調整しつつある。カナダと英国は、引き続き力強く均衡のとれた成長径路にある。ユーロ圏経済の回復の裾野は次第に拡大。日本の経済回復は順調であり、継続が見込まれる。我々は、こうした経済動向が意味するところが市場参加者に認識され、彼らのリスク評価に織り込まれていくであろうと確信する」
<06年9月:シンガポールG7>
「米国では成長は緩やかになるが依然好調、加速したユーロ圏経済は本年後半も力強く広範な成長維持、英国の成長は次第に力強く広範、カナダはバランスの取れた成長。日本はゼロ金利政策を解除し、その回復は広がりを見せている。新興市場エコノミーは全体的に堅調に成長。しかし、世界経済の好調な見通しには、高値で変動の大きいエネルギー市場、幾つかの国でのインフレ懸念の高まり、保護主義的傾向の広まりなど、潜在的下方リスクが伴う。これらを引き続き警戒。世界的不均衡の秩序だった調整のため、健全な政策遂行の強いコミットメントを再確認、他国にも共同責任を果たすよう求める」
<06年4月:ワシントンG7>
「多くの国々におけるマクロ経済政策の改善及び、良好な金融市場環境に支えられ、世界経済の強固な拡大は4年目に入っても続いており、見通しは依然として良好。石油価格が高いにもかかわらずインフレは依然として抑制されており、また、世界貿易は増加。しかし、石油市場動向、世界的不均衡及び増大する保護主義によりリスクは残存」
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