リアルタイムトレーダーズ

2007/12/20 木曜日

SWF

Filed under: 未分類 — admin @ 18:30:23

オイルマネーの株式買い付けが市場の話題になっているが。現在世界のSWF(Sovereign Wealth Fund)に注目が集まる中、中国に具体的な動きが出ている。中国投資有限公司(CIC:China Investment Corporation)は、北米・日本担当の株式ポートフォリオ・マネージャーの求人を行っている。投資戦略やアロケーションの企画を行うとともに、外部マネージャーの選別も行う模様だ。日本の株式市場規模は、世界全体に占める比率が約8%(MSCIによる)。半年から1年後には日本株を買う可能性が高い。CICが日本株を買当面の資金量は1兆円弱と見られる。人材採用が成功すれば、投資が緩やかに(数千億円から)始まろう。先物や指数バスケットなど幅広く買う可能性が高い。CICはGIC(シンガポール政府投資公社)をモデルとしており、ベンチマークに従ったアロケーションが基本となろう。GICとKIA(クウェート投資庁)の株式投資比率はそれぞれ50%と38%。現時点での世界経済の減速懸念を考慮すれば、CICの選択はKIAとGICを超えることはないだろう。投資総額を2000億米ドルから試算すると、5000~9000億円の規模。経済成長の持続可能性を追求する中国にとって、エネルギーや環境保護に関わる先進的技術を買うことは、重要な戦略のひとつ。12月1日に開催された日中ハイレベル経済対話では、日中両国は、今後5-10年間にわたる経済交流拡大について合意した。特に中国企業の日本市場への進出加速は(物流、コンサルティング、市場調査、広告、外食、金融、保険、証券、旅行、通信など)重点項目になっている。長期に中国企業の進出増加が進めば、中国政府は、中国企業の日本市場での拡大を支持する。それと共にSWFを通じての投資対象をエネルギー、技術関連、金融、サービス分野に拡大する可能性があろう。

コメント (0)

この記事にはまだコメントがついていません。

コメント RSS トラックバック URL

現在コメントフォームは利用できません。

Copyright (C) 2007 RealtimeTraders. All Rights Reserved.