東京株式市場・大引け=小幅反発、信用不安懸念強く上値重い展開
日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#JNI:>
終値 13021.96 +4.72 終値 12990 -60
寄り付き 12998.87 寄り付き 12990
安値/高値 12923.42─13138.28 高値/安値 12930─13140
出来高(万株) 215907 出来高(単位) 81652
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[東京 12日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小幅反発。大引けにかけて上
げ幅を縮小させたがプラスで引け1万3000円台を維持した。投信などから買い戻しが
入ったがサブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅ローン)問題拡大への不安が
根強く上値が重い。9日に東京で開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)は特
段材料視されなかった。
TOPIXは小幅続落。東証1部騰落数は値上がり478銘柄、値下がり1164銘柄、
変わらずは80銘柄と、値下がり銘柄が多かった。
前場の下値が堅かったことや香港株式市場が高かったことを手掛かりに後場序盤、投信
などから買い戻しが入り、値上がり幅は100円を超えた。渡辺金融担当相と中国の政府
系ファンドトップとの会談への期待や、米金融機関6社が、住宅ローンに関して差し押さ
え手続きを一時猶予する計画を12日に発表する見通しであることもムードを明るくした
という。ただ、海外勢などから上値で売りが出て徐々に伸び悩む展開となった。
市場では「今週予定されている欧州の金融機関の決算発表への警戒感が強い。サブプラ
イム問題関連損失の拡大への懸念がある。13日の1月米小売売上高など重要な経済指標
も控えているため手控え気分が強くなっている」(国内証券投資情報部)との声が出てい
た。東証1部売買代金は2兆3643億円と商いは盛り上がらなかった。
9日に東京で開かれた7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)で協調的な金融緩和な
ど具体策は見送られたが特に売り材料視はされず、結果的に事前の期待も低かったことを
示した。
11日の米市場では保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)
<AIG.N>が一部のクレジット・デリバティブの価値算出について、監査法人から不十分と
の指摘を受け12%近く急落。同社は、モーゲージ関連の投資などで追加損失に直面する
可能性があるとされ、1987年の株価暴落時以来の大幅な下げとなった。米市場は割安
感や買収をめぐる観測から引け際にかけて買いが入り切り返したが、欧州株式市場は金融
株を中心に下落。日本でも保険セクターが12日前場の値下がり率トップとなった。
個別では、鋼板を値上げする方針と一部で伝えられた新日本製鉄<5401.T>が反発。トヨ
タ自動車<7203.T>、ソニー<6758.T>、キヤノン<7751.T>もしっかりだった。三井物産
<8031.T>や商船三井<9104.T>などグローバル景気敏感株が買われた。8日に好決算を発表
した富士フイルムホールディングス<4901.T>も大幅高。メガバンク株はまちまち。
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