東京株式市場・大引け=小幅反落、後場は買い戻し優勢の展開
日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#JNI:>
終値 13622.56(-3.89) 終値 13610(-20)
寄り付き 13508.53 寄り付き 13460
安値/高値 13356.39─13666.68 高値/安値 13350─13680
出来高(万株) 233485 出来高(単位) 120260
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[東京 15日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小幅反落。米金融保証会社
(モノライン)の格下げや欧州大手銀行の赤字決算などを嫌気した売りが先行したものの
グローベックス市場の米国株先物が切り返すにつれ日本株も買い戻しが優勢な展開になっ
た。
業種別では銀行や不動産がさえない一方、海運や商社が買われた。
東証1部騰落数は値上がり892銘柄、値下がり726銘柄、変わらずは110銘柄だ
った。
後場寄り後の日経平均は前場安値を下回らず底堅いムードが広がった。グローベックス市場の米国株先物が切り返すにつれ東京市場も先物などに買い戻しが入り始めプラス圏に浮上する場面もあった。市場では「3月期末に解約するヘッジファンドの45日前告知ルール応答日に当たるため、海外勢の売りに対する警戒感が強かったが、下値が予想外に固く、売りポジションを組んでいた短期筋が連休を控えて買い戻しを急いでいる」(準大手証券ストラテジスト)との声が出ていた。
25日移動平均線(15日終値で1万3453円61銭)を2日続けて上回ってきたこともあり「売り方は相当おびえているようだ。1月の米小売売上高や日本の2007年10─12月期実質国内総生産(GDP)が予想外に堅調だったため、景気弱気シナリオの見直しを迫られる可能性が出てきた」(国内証券投資情報部)との指摘もあった。
ただ市場の信用収縮不安や景気減速懸念は残っており買い戻し以外に積極的に上値を追う投資家はまだ乏しい。
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは14日、米金融保証会社FGICコープの格付けを引き下げ。またスイスの金融大手UBS<UBSN.VX>はリスクのある米住宅ローンに関して266億ドルの新たなエクスポージャーを明らかにするなど信用収縮不安が再び強まっている。さらにバーナンキFRB議長は米経済減速の懸念を示したが利下げ期待は織り込み済みとして高まらず、逆に利下げによるインフレリスク懸念を高め米国債利回りが上昇する結果となった。
市場では「2009年3月期の業績見通しが明らかになるまでは業績不安は残り積極的に買えない。一方バリュエーション面などでは割安圏にあり売りにくい。きっかけ待ちだが、しばらくはボックス圏での動きになりそうだ」(国内証券ディーラー)との声が出ていた。
個別では、商船三井<9104.T>などの海運株や三菱商事<8058.T>など商社株が高く、かつてのバリュー株相場的様相をみせている。コマツ<6301.T>なども高い。ソニー<6758.T>やキヤノン<7751.T>、トヨタ自動車<7203.T>など主力輸出株はまちまち。
一方、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンク株は前場、後場通じてさえない動きとなった。
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