東京株式市場・大引け=大幅反落、KKRめぐる報道で後場下げ幅拡大
日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#JNI:>
終値 13310.37 (-447.54) 終値 13300 (-460)
寄り付き 13729.75 寄り付き 13730
安値/高値 13310.37─13729.75 高値/安値 13280─13740
出来高(万株) 239940 出来高(単位) 128656
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[東京 20日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は大幅反落。終値で前日比
400円を越す下落となった。午前は米株安を受けて小安く始まり、今晩の1月米消費者
物価指数(CPI)など複数の重要経済指標の発表を前に見送りムードが強まった。後場
に入り、英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙の報道をきっかけに不透明感が強まり、
先物の仕掛け的な売りが出て下落幅が拡大した。
20日付のFT電子版は、プライベートエクイティ会社コールバーグ・クラビス・ロバ
ーツ(KKR)傘下のKKRフィナンシャル・ホールディングス(KFN)が数十億ドル
相当のコマーシャル・ペーパー(CP)返済を延期し、債権者との間でリストラをめ
ぐる新たな協議に着手したと報じた。
業種別ではほぼ全面安となる中、不動産や銀行、海運の下げが目立った。ゴムは上昇。
東証1部騰落数は値上がり111銘柄、値下がり1584銘柄、変わらずは34銘柄だ
った。
きょうの午後は日経平均が1万3500円を割り込み「1万3500円のプット建玉が
急増していたため、1万3500円割れをきっかけにプットの売り方が先物にヘッジ売り
を出し、裁定解消売りで下げ幅が拡大した」(大手証券)という。
ただ、テクニカルな側面だけではなく、基本的に景気の先行き不透明感が心理的な重し
となっているとの指摘が出ている。10─12月期国内総生産(GDP)の上振れをきっ
かけに米国経済からのデカップリング論で株価が上昇したものの「依然、短期筋のウエー
トが大きく先物主導で水準を切り上げてきたため、2月4日の戻り高値を抜けないとすぐ
売りに転じるなどもろさがある」(大和証券SMBC エクイティ・マーケティング部部
長 高橋和宏氏)、「基本的には売り方の買い戻し。短期的なリバウンドの域を出ていな
い」(かざか証券市場調査部長 田部井美彦氏)との声が相次いだ。
午前は原油価格の上昇を受けて買われた石油や非鉄金属株も、午後は地合いの悪化から
売りに転じた。新日本石油<5001.T>や住友金属鉱山<5713.T>はいずれも後場下落。
新日本製鉄<5401.T>など鉄鋼株はさえない。20日付日経新聞朝刊が同社のほか、住友
金属工業<5405.T>、神戸製鋼所<5406.T>、日新製鋼<5407.T>について、オーストラリアか
らの調達に支障をきたしている原料炭を、オーストラリア産の3倍弱の価格で米国から緊
急輸入すると伝えたことでコストアップが懸念された。
トヨタ自動車<7203.T>などの自動車株は全般に軟調。みずほフィナンシャルグループ
<8411.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などの大手銀行株も午後は全面的に
売られた。ハイテク株はオイルマネー流入期待が継続しているソニー<6758.T>が買われた
一方、キヤノン<7751.T>は売られた。
市場予想を下回る業績見通しを発表したブリヂストン<5108.T>は、売り一巡後は悪材料
出尽くしとの見方から切り返した。
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